1/8 カルマスター制作記(その1)
ア一リ一です。
記事二つ目です。
ブログを作ったものの、開設翌日から何を書いたらいいかサッパリわからない状況でした。
時間が経てば何か思い浮かぶかと思いましたが、いずれ存在を忘れて更新することも億劫になってアカウントを消してしまうのがオチです。
何かいい話題はないかと仕事をしながらいろいろと考えていると、ありました。ネタが。
2020年夏から冬にかけて、私はひたすらプラスチックの塊を削って過ごしていました。
何を作りたかったかと言うと、私の大好きなバンド「9mm Parabellum Bullet」のギタリストである滝善充さんのシグネイチャーモデルギター『カルマスター』の1/8模型です。
これの制作途中、たびたび進捗をTwitterに投稿していましたが、改めてブログの記事にしてみるのもいいかもしれないな、と思いました。
というか、かなり苦労して作っていたので、流されて消えていくツイートで情報が散逸してしまうのはもったいないと以前より思っていました。
ブログ記事として情報をまとめておけば後から自分でも読めるというメリットもあります。
そもそもの作り始めた経緯をお話します。
2020年、世界はステイホームの炎に包まれました。
夏、会社はお盆休みに突入し、9連休が発生しましたが予定は特になし。
例年ならROCK IN JAPAN FESやらコミケやらで信じられないくらい忙しく、自分の体が一つしかないことを恨むほどです。
人が集まることを封じるだけで、これだけイベントが無くなってしまうとは。
仕方なく自宅でひとり、暇つぶしにギタマガを読んでいました。
2019年の10月号には、新譜「DEEP BLUE」についてのアンケートに答える9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎と滝善充の記事。
そして、二人が新しく導入したギターの詳細写真が。
私は滝さんの使うこのギターがこの上なく好きです。
機能性を最優先に置き、通常ではありえない薄さに削ぎ落とされたボディと、中心に寄せられたコントロール類。
この、限界まで軽くした歪なギターとそれをステージで振り回す滝さんが大好きです。
以前9mmが公式グッズで販売していた楽器フィギュアに、一刻も早くラインナップとして加えてほしいと思っていましたが、私以外に需要があるのか疑問です。
カルマスターのフィギュアほしいな・・・・・・
ないなら作ればいいんじゃね?
おーーーっとこんなところに1/8ジャズマスターの模型が!!!
こちらは数年前にXルカリで購入した食玩で、飾られることなく部屋の隅っこに仕舞われていました。
全長は12cmほど。
これをがんばって加工して、色を塗り直せばカルマスターを作れるのでは?
お盆の期間、頑張れば完成できるのでは??
以上が作り始めた経緯です。
趣味に限っては思い立ったらすぐ行動タイプなので、後先考えずに分解した写真がこちら↓
隙間を埋めて削りまくればいけると確信し、すぐに作業に取り掛かりました。
お盆のうちに終わらずとも、1ヶ月あれば完成させられるだろう。
当時はそう思っていました。
結局、約4ヶ月かかることになります。
続く